こんにちは!事務所を群馬県太田市に置き、伊勢崎市や足利市などを中心に左官工事を行っている、左官屋の有限会社布施左工所です。
左官工事は古くから行われている伝統的な工事の1つで、その技術は現代でも広く用いられています。
そこで今回のコラムでは、左官工事の歴史についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
左官工事はいつから存在しているのか?
左官工事の歴史は、縄文時代にまで遡るといわれています。
縄文時代といえば主に竪穴式住居で生活をしていた時代で、その壁の主な材料である土を積み上げて、土壁を作っていたことが左官の起源だと考えられています。
その後、飛鳥時代に入ると石灰を使用した白塗りの壁が誕生したり、木材を使用して壁に軸をつくる技法ができたりなど、左官工事は順々に発展していきました。
また安土・桃山時代に入ると、茶道の分野で重要であった茶室の建築において、左官工事が非常に活躍していました。
さらに江戸時代に入ると、漆喰による仕上げ技法が開発され、頻繁に発生していた火事の抑制に一役買っていたそうです。
デザイン性のある左官壁が誕生したのも、この時代だといわれています。
どんな建築に携わっていたのか?
ここでは実際にどのような建築物に左官工事が携わってきたのか、歴史的価値のある建物を例にご紹介します。
まず群馬県にある富岡製糸場は、西置繭所の屋根部分に漆喰が施されています。
この漆喰によって、約100mもの長さのある瓦屋根を支えているのです。
また東京にある皇居外苑旧江戸城外桜田門では、壁・屋根に左官工事が施されています。
修復工事では建築当時の伝統工法を忠実に受け継いでおり、材料の配合も当時と同じ割合で行われています。
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