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握手・街

家づくりやリフォームにおいて、左官工事はその美しさと機能性から注目されています。特に、漆喰や珪藻土、モルタルなどを使った仕上げは、他の工法では得られない独特の風合いを生み出します。しかし、左官工事にはメリットだけでなく、いくつかのデメリットも存在します。今回は、左官工事のメリットとデメリットについて、知っておくべきポイントをご紹介します。


左官工事のメリット

  1. 自然素材で健康的な空間を作る 左官工事で使用される漆喰や珪藻土は、化学物質を含まず、天然素材であるため、室内環境に優しいとされています。特に、珪藻土は調湿作用があり、湿度を調整してカビや臭いを防ぎます。また、漆喰は消臭・防菌効果があり、空気を清潔に保つことができます。これらの特性は、アレルギーを持つ方や小さな子どもがいる家庭にも適しています。
  2. 優れた耐久性と長寿命 漆喰やモルタルは、耐久性が高く、長期間にわたって美しい状態を保ちます。特に外壁や屋根の仕上げとして使用すると、風雨や紫外線から建物を守る強固なバリアとなります。漆喰は、年数が経つごとに風合いが増し、より深みのある美しい仕上がりになります。
  3. エコで環境に優しい 左官工事に使用される素材は、環境に優しいエコな選択肢です。例えば、漆喰や珪藻土は、製造過程でのCO2排出量が少なく、リサイクル可能な素材です。また、使用される塗料や仕上げ材も化学的なものを避けているため、環境負荷が低いのが特徴です。
  4. 美しい仕上がりと独特の質感 左官工事は、手作業で仕上げるため、他の工法では得られない独自の質感や風合いが生まれます。鏝(こて)で丁寧に塗り重ねられた壁や床は、微妙な凹凸や模様があり、空間に温かみと深みを加えます。この美しさは、時間とともに深まるため、年月が経つほどに魅力が増すという特徴もあります。

左官工事のデメリット

  1. 高コスト 左官工事は、職人による手作業が多いため、他の仕上げ工法に比べてコストが高くなることがあります。特に、伝統的な漆喰や高品質の珪藻土を使用する場合、材料費と施工費が高額になることがあります。予算に余裕がない場合、このコストがデメリットとなることがあります。
  2. 施工に時間がかかる 左官工事は職人の手作業が基本であるため、機械施工に比べて時間がかかります。特に仕上げの際には、何度も塗り重ねて乾燥させる必要があるため、施工期間が長くなることがあります。急ぎで工事を進めたい場合、スケジュールに影響を与えることもあります。
  3. 施工の技術が必要 左官工事は職人技が求められるため、施工する人の技術力に大きく左右されます。経験豊富な職人が施工すれば美しい仕上がりになりますが、技術不足の職人が施工すると仕上がりが不均一になったり、ひび割れが発生したりすることがあります。そのため、信頼できる職人を選ぶことが重要です。
  4. メンテナンスが必要 左官工事は非常に耐久性が高いものの、経年劣化が避けられない場合もあります。特に外壁や屋根の塗り壁は、紫外線や風雨の影響を受けやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。漆喰やモルタルの表面が傷んでくると、再塗装や修繕が必要になることがあります。

まとめ

左官工事は、美しさ、機能性、耐久性に優れた仕上げを提供する一方で、コストや施工期間、技術力が求められるため、注意が必要です。しかし、これらのデメリットを理解した上で、適切に選べば、家や施設に長く愛される魅力的な空間を作ることができます。もし、左官工事を検討しているなら、予算やメンテナンスについてしっかりと考慮した上で、信頼できる職人に依頼することをお勧めします。

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